土壌ダイレクトpH計／HI 99121N | pH計/ハンナインスツルメンツ・ジャパン株式会社

HI 99121Nは土壌に直接突き挿し測定できるpH電極を備えた防水型のポータブルpH/℃計です。従来の土壌と水を混ぜ、その上澄み液を測定する方法だと時間と手間を要します。本器は土壌をダイレクトに測定できるため現場チェックに最適です。さらに土壌以外の溶液（液体）も測定できるため水耕栽培の養液管理でも活躍します。本体はIP67の防水型で野外測定にも対応しています。

こういった用途で使われています

圃場（ほ場）の土壌診断、農業・水耕栽培での土壌や養液管理、ロックウールのpH測定、造園など

こんな感じで土壌のpHと温度を測定。温度補償の機能もあります。
土に突き挿せるpH電極は液絡部がトリプルジャンクションなので安定した測定が可能。
参考情報：土壌のpH、ECを測定して何がわかるのか？どう役立つのか？

主な特長

✓土壌に突き挿し測定できる専用のpH電極を採用。
✓電極には増幅器を内蔵し、ノイズ誤差を防ぎ素早く安定した測定が可能。
✓土壌をほぐすためのオーガー(棒)と安定した測定を行うための土壌調整液が付属。(土壌調整液は精製水や蒸留水でも代用可)
✓本体はIP67の防水型。
✓測定安定マークの表示により読み取りのタイミングをお知らせ。
✓読み取り値を固定できるホールドボタン。
✓自動温度補償付き。
✓電極内部液は補充可能。

※土壌に突き刺し測定する際には必ず水分が必要になります。土が乾燥している場合、
精製水や蒸留水で土壌を十分に湿らせませんと安定した数値は検出されません。
⇒土壌ダイレクトの測定方法やポイントはこちら

仕様

品番		HI 99121N
品名		土壌ダイレクトpH/℃計
測定範囲	pH	0.00～12.00（付属電極HI 1292Dを使用時）、本体表示は-2.00～16.00pH　　検出単位：0.01pH
	温度	推奨の使用温度は-5～70℃（付属電極HI 1292Dを使用時）、本体表示は-5.0～105.0℃　　検出単位：0.1℃
精度	pH	±0.02pH
	温度	±0.5℃（60℃まで）、±1℃（60℃以上）
校正		自動で1点または2点校正（①pH7.01とpH4.01かpH10.01、②pH6.86とpH4.01かpH9.18のいずれか）
温度補償		自動（-5.0～105.0℃）
使用環境		0～50℃（相対湿度100%以下）　防水：IP67
付属pH電極		HI 1292D（温度センサー内蔵ガラスボディ、1mケーブル付）
電源		単四アルカリ電池　3本（約1200時間の継続使用が可能）
自動電源オフ		8分間の未使用後
サイズ、重さ		長さ152ｘ幅58ｘ厚さ30mm　　205g

セット内容、価格

本体、pH電極（HI 1292D）、pH7.01&pH4.01標準液各1回分、電極洗浄液2回分、オーガー、
100mLビーカー、単四アルカリ電池3個、樹脂製キャリングケース、日本語取扱説明書他
※土壌のpH測定において電極のメンテナンスは重要です。メンテナンス情報をご参照ください。

【税抜価格】

HI 99121N

79,000円

【交換電極】

HI 1292D

温度センサー内蔵ガラスボディ、1mケーブル付

42,000 円

別売りアクセサリー

pH標準液

HI 7004	pH 4.01標準液
HI 7006	pH 6.86標準液
HI 7007	pH 7.01標準液
HI 7009	pH 9.18標準液
HI 7010	pH 10.01標準液

電極保存液

HI 70300

電極保存液

電極洗浄液

HI 7061	汎用タイプ
HI 70663	無機土の沈着物の除去用
HI 70664	有機土の沈着物の除去用

電極内部液

HI 7071

3.5M KCl＋AgCl（30mL×4本）

11,000円

土壌調整液

HI 7051L	土壌調整液（500mL）	2,600円
HI 7051M	土壌調整液（230mL）	2,300円

　※土壌調整液は蒸留水や精製水でも代用可能です。

その他

HI 721319	オーガー（土をほぐすための棒）	3,300円
HI 710023	衝撃防止用ラバーブーツ（オレンジ）	5,800円
HI 710024	衝撃防止用ラバーブーツ（ブルー）	5,800円

ご購入に関して

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